40歳前半でIT企業に転職したこと

数年前に転職で、IT企業に移りました。

以前は通信機メーカーの営業やシステムエンジニアをやっていたのですが、今の会社に移る時もSEとしての職種で、何とか再就職することができました。

もう40歳を越えての転職でしたので、無事に採用されるか心配だったのですが、営業経験もあったことが幸いしました。

今の会社は、優秀なエンジニアはたくさんいるのですが、営業力の人員を増やしたいという思いもあったのです。

しかし、SE的な感性も必要であり、私を採用してくれたのです。

この会社では、SE部門の管理職を任されていますので、実務的な仕事は少なくエンジニアの人達のマネジメントと営業部門との橋渡しをしています。

大きなプロジェクトの時もリーダーの一人として、仕事をさせてもらっています。

そのように考えると、SEとして実務を行うためには、やはり若い人材が必要で、30代までが転職のリミットだったのかもしれません。

私の転職はラッキーな面もあるのでしょうが、いつでも現場の仕事もできるようにかは欠かさず専門分野の勉強は続けています。

自分の意思で転職を志して成功したことがよかったと思います

私は現在、49歳です。30代の後半のときに転職を意識しました。その当時は大手スーパーで家電の販売のい仕事をしていました。特に不満があったわけではなかったのですが、パソコン売り場に配属になったのをきっかけに、コンピューターやインターネットに非常に大きな興味を持つようになって漠然と、これを仕事にできたらいいなと考えるようになりました。そんなときに、友人がWEBデザイナーとして転職したのを見て、自分も転職を決意して、仕事をしながらインターネットの学校に通うことになりました。およそ1年通ったあとに、仕事を探していたところ、派遣ではありますが、証券会社のコンピューター関係のヘルプデスクの仕事に就くことができました。そこで、得た経験は非常に得難いものになりました。現在は大学でシステム運用の仕事をしていますが、基礎的なことは、すべてそこから学んだといってもいいと思います。そこで2年の実務経験を経て、現在、勤めている会社に就職することができました。証券会社の仕事をしてなかったらどうなっていたかわかりません。一歩踏み出す事が大事と感じた経験でした。

中高年の転職で重要なこと

IT業界に限らず、中高年が転職にあたって求められる能力はなんといってもプロジェクトマネジメントと言う部分が大きいのではないでしょうか。個別のスキルを持った若者が非常にたくさん多いのがIT業界の特徴です。しかしながら実際に大きなプロジェクトをどのように進めていくのか、コストや部下の管理などを含めて考えた場合にこなせる人材が少ないのが問題です。

そこで重要になるのは中高年の経験になってくるわけです。そしてこれはIT業界だけでなくこの業界でプロジェクトマネジメントの能力さえ培われていれば十分に転用することが可能になってきます。

特にIT業界では時間管理や、スケジュール管理と言うところが非常にルーズになっていますので他の業界でプロジェクトマネジメントを経験した人材がどれだけ重宝されるかがよくわかります。

中高年だから、新たなIT業界では通用しないと言う間違った固定観念は捨てるべきではないかと思います。

異業種交流は大事

IT業界と言えばどうしても若者が活発に活動する業界をイメージしてしまいます。

しかしながら、企業として活動している以上は個人、企業との取引が非常に重要になってきます。ここで重要になってくるのがIT業界に就職してくる若者のコミニケーション能力の問題です。実際にスキルはあってもコミニケーション能力がないためにビジネスとして進められないことが多々発生しています。その課題を解消するためにIT業界に中高年が転職してくることの意義も非常に重要だと考えられます。なぜなら他の業界で様々な経験を積んで、どのようにビジネスを進めていけば良いのか、企業や個人とのコミニケーションはどのように行えばよいのかを実態をもって、IT業界でしか働いたことのない若者にしっかり伝えてくれるからです。

もちろん、マネジメント能力やコミニケーション能力だけでは通用しない事は分かっていますが実際には企業として重要なスキルになってくることは間違いありません。

経験を活かした技術者になる

40歳を超えた技術者は体力的にパフォーマンスが落ちてくると言われていますが、そうとも限りません。最近は、ITエンジニアが不足していると言われており、未経験者を育成するのも一つの方法ですが、やはり即戦力を求めることも多々あります。

となると、年配でも経験のあるエンジニアを求めることも少なくありません。年配者のメリットとしては経験を活かして色々な試行錯誤が出来ると同時に知識が豊富でプロジェクト目メンバーが知らないことを知っているケースも結構あることです。

逆にデメリットは、若手と違い素直さがなくプライドが高く自分のやり方に拘ってしまい、プロジェクトの方針に従わないケースも多々あり、使いづらいこともあります。プロジェクトリーダーが若いとなかなか年配者に指示を出しにくいこともあります。

なので、経験だけでなくある程度は素直さを持っている人を持っている人が望ましいと言えます。その点は、人の目を見る人事採用担当者が明確に判断する必要があります。

中高年の転職ではキャリアアップを考慮する必要があります

IT業界は近年では技術者が不足している時代になってきました。なので、会社によっては中高年でもモチベーションが高い人であれば、転職は可能であるといえるでしょう。只、40代で未経験となるとやはり厳しいと思います。経験が無い上に技術を習得するとなると、若い人材に比べてパフォーマンスが懸念されてしまいます。しかし、今までの仕事キャリアを活かして、技術が出来る人を上手く束ねることはできるかもしれません。無論、これは他の業界でマネージャー経験があるという前提になります。その為には、自身の経験に加えてITの仕事の仕組みについて新たに勉強する必要はあります。

経験者であれば、技術者としても40代でも転職は可能な時代になってきていますが、やはり限られてしまうのが現状です。経験があるといえ、いずれはパフォーマンスが劣ってきて、活躍範囲が狭くなってきます。無論、高い収入は見込めないでしょう。なので、今までの技術経験を活かして、若い人材を育成したり、効率化を図る為に指導するような仕事が出来る機会を与えてくれる転職先が望ましいです。

技術者から管理職への転身

ITエンジニアは、ある程度の年齢のなると、やはり若いエンジニアを育成する為の能力やプロジェクトを円滑に進捗する指導力が求められることもあります。しかし、全員が管理職になるかというと現実はそうでありません。なので、中高年となると、IT業界の生き残りゲームになってくるといえるでしょう。なので、中高年者と採用となると、管理職を目指そうとしている方が望ましいです。管理職の経験があれば有利なのは間違いないですが、経験が無くても、それを目指す為に努力している傾向があれば、まだ転職の可能性はあります。今までのエンジニアとしての知識や経験を活かして、キャリアアップを図るといいでしょう。

その為には、まずは若手エンジニアとどれだけコミュニケーションをとれるかが重要になってきます。若手は中高年世代と生きてきた背景が異なるため、価値観も異なります。なので、そのギャップを理解するための努力が必要になります。中高者から積極的なアプローチを心掛けて下さい。