40歳からのIT業界への転職

私は、現在40歳、実家の農業を継いで、畑仕事にいそしんできましたが、その先行きの不透明感に、危機感を感じずにはいられず、

転職も考えていましたが、何せこの年齢からの転職ですので、その一歩が踏み出せず、躊躇してきていました。

しかし、40歳を迎え、50代になってしまう前までには、という気持ちが強くなり、真剣に転職を考えるようになりました。

転職するにあたって、まず、自分に多少なりとも興味があるものではありたいと、この年齢ながら思いました。

しかし、年齢が年齢ですので、大概の職種は年齢制限に引っかかってしまうでしょう。

自分に関心があり、尚且つ中高年でも比較的転職しやすい職業を、と考えた時、昔から趣味だったパソコン、

そしてそれに関連しているIT業界は、人手不足であり、中高年の転職が目立っている、という点を重ね合わせ、

IT業界への転職を決意しました。

畑仕事で食物を日々生産していたこともあり、何かもの作りに携わりたいと、SEを希望しました。

プログラミングは未経験ですが、独学でhtmlやphp等を勉強していましたし、転職に向けて、

「MTA(マイクロソフトテクノロジーアソシエイト)」の資格も取得したおかげもあるのか、

又人手不足の影響もあってか、どうにかこうにか、某企業に内定をもらうことができました。

しかし、どの仕事でもそうですが、その仕事内容を覚えるのは、年齢による記憶力の衰えも影響して、

覚え、身にすることは、並大抵のものではありませんでした。

そして、IT業界は日進月歩なので、新しく覚えていかなければならないことが山積みです。

何度も諦めかけましたが、持ち前の負けず嫌い、勉強好きを生かし、今では何とかそつなく仕事をこなせるようになってきました。

IT業界は人手不足であり、実力世界でもあるので、年齢に縛られず、高収入も期待できる業界です。

しかし、覚える量は半端なく、又、中高年ならではに求められる、経験、人格、人間性、スキルなども必要となってきます。

中高年の転職は、その難題を乗り越えられるだけの、大きな覚悟や努力、忍耐が必要となってくるでしょう。

自習アピールをしましょう

気がついたら40代だった・・・。

自分でパソコンやクラウドなどのITはだいぶいじってきたけど、IT業界への転職にアピールできそうな資格などは何も持っていない・・・・・。

こんな方と結構お会いすることがあります。

実際に「IT業界」と言っても、その業務内容はとても様々で、いわゆる「ITパーソン」などという言葉で括れるようなものではありません。

実際に様々な背景で「ITとは無関係だった方」をIT部門にお迎えしたことが結構ありますが、その中で輝かしく活躍してくださっている方も多くいらっしゃいます。

その中で印象的だったのが、転職の際に「自習アピール」をしてくださった方です。

IT系の資格、MOUSやMCP、MCSEやMPIC、はたまたOracleなどの資格など、取得するにはそれなりの費用や労力が必要なものがほとんどです。MCPやOracleなど、個人で取得するのはとてもとても大変です。いわんや、実現するかどうかわからない転職活動のためにその労力や費用をかけるのは現実的ではありませんよね。

そこで「自習アピール」です!

職務経歴書に「自習領域」などといったページを追加して、個人的に勉強したことや趣味が高じて構築してしまったシステムなどをアピールするのです。

実はITのお仕事には個人レベルとさして変わらない内容をメインとする職場も多いんです。何も皆が皆でハイレベルの資格を持ち、大きなプロジェクトとかばかりしているわけではなく、パソコンの設定をしたり、メールの調子が悪い人のトラブルシュートをしてあげる、モバイルWiFiの設定をしてあげる、など、個人的にパソコンを使うのと同じ領域の仕事はたくさんあります。

また最近では無料で使える技術やクラウド上で数百円から使えるサーバがあったりします。自習でサーバの構築を勉強するなら、使い古しのノートパソコンだけでもできます。

こういったことを積み上げてゆき、「これ、できます!」というアピールを行うことが「自習アピール」です。

現場の業務をよくわかっている採用者の場合、単に丸暗記して取得しただけのハイレベルの資格より、現場力がありそうだな、という印象を受けること間違いなしです。

実際にほぼ名のある資格を取得していないのに、エンジニアとして何度も転職してどんどんキャリアアップしている方を何人も知っていますので、ぜひ皆様もそのような「自習」をしてアピールして実現させてみませんか?